モニタークライアントさんの4回目のセッションのレポートです。
普段はセッション前と後の写真を比べて、気付いたことをここでお伝えしているのですが、今回のエントリーはまず、シリーズ前(セッション1前)とセッション4終了時の写真を比べてみました。


左:Pre-1 右Post-4







セッション毎の比較ではなかなか解りづらい部分があるかと思うんですが、こうやってシリーズ開始前の写真と比較してみると現在の身体の在り方の変化がしっかり解ります。 特に横からのアングルは腰椎から骨盤の前方へのシフトが和らぎ、重力のラインに近づいてきているのが明らかにみてとれます。



さて、今回からコアセッションへと移行していきます。
ロルファーからのコメント:


Sess#4 深層部
セッション4のテーマは "内側→骨盤底"
前回のセッションでは身体の横の広がりを意識しましたが、今回は脚の内側を通る重力のラインを感じてもらい、そのラインを身体の中でも大きな隔膜の1つ骨盤底へとつなげることにより、次回セッション以降の深層部での変化を促していきます。

自分自身がクライアントとして10シリーズを受けていた時、一番大きな変化を感じ、骨盤の底が開かれていくのを感じたのがセッション4の後だったので、個人的には相性のいいセッションです。 ロルファーとしても、他の手技やボディーワークではあまり触れられることのない坐骨結節に触れたり、その部分を通して骨盤底をハッキリと意識し感じることのできるセッションなので、非常にパワフルなセッションであると感じています。

シリーズを通してのテーマである骨盤の前方へのシフト、後方へのTiltを改善することを念頭に置きつつセッションを進めていきました。
前方へのシフトに関しては、これまでのセッションでかなり改善されてきている感じがします。
今回のセッションで、足から骨盤底までの安定性が増し、身体全体としても1つのまとまりになってきているように見えます。
ちょっと抽象的な表現になってしまいますが、足がしっかり床につき、上へ向かっていく方向性が出てきているように見えるのが、今回は一番嬉しくて気持ちがいい点でした。 

骨盤の後方へのTiltはもう少し改善の余地がありそうなので、そこはセッション6辺りでしっかり対応して行きたいなと考えています。



左:Pre-4 右:Post-4












プロフィール
ロルファー のり
ロルファー のり
アメリカで5年間、アスレチックトレーナーとして活動後、"癒し" そのものに興味を抱き、ボディーワークの世界に足を踏み入れました。 2010年9月にロルフィングというユニークな整体法の資格を取得し、帰国。 その後、縁あって信州ブレイブウォリアーズと言うバスケットボールチームで2年間お世話になりました。

アスレチックトレーナーとしての経験と知識、ロルファーとしての哲学と手技を生かすべく、2013年より長野市若槻エリアと千曲市戸倉エリアで、"ロルフィング長野"というボディーワークスペースを主宰しています。

おらが国、信州をこよなく愛する40歳
家族構成: 妻と娘(高校2年生)
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