2016/02/03

今回は、シリーズを通しての感想をアップさせていただきます。
よくクライアントさんに“シリーズを始める前は、10回って長いなって思っていたけれど、終わってしまうとあっと言う間ですね~”っと言う感想をいただくのですが、今回もそんなシリーズだったように思います。
ロルフィングはシリーズが終わってもその効果は持続し、身体は変化し続けます。
私の手を離れてしまい、少し寂しい気もするのですが、クライアントさんには今後の変化を楽しんでいただき、時が来たら、また私のところを訪れていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
少し長文ですが、感じたことを上手に表現していただいていますので、最後まで読んでいただけたらと思います。
ロルフィングのことを知ったのはもう10年くらい前になります。
その頃の私は40歳を過ぎて急速に衰えていく自分の体の状態に焦っていました。もともと体を鍛えるのが好きで、年齢に比して体力のある自分に自信過剰になっていたのだと思います。
ランニングや筋トレをしても行き詰まりを感じるようになり、ついに背中を痛めてしまいました。 病院に行っても「(体の)使い過ぎだから、休んで」と湿布を処方されるだけで・・・。
そんな時、ネットで「ロルフィング」のことを「フェルデンクライスメソッド」等とともに知りました。 「受けてみたいな・・・」と思いつつ、長野県の田舎町ではその伝手がなく・・・。
とにかく鍛えるだけではダメなんだと、「身体を緩めること(心身ともに)が大事だし難しい」ということは理解し、自分でできることをやってきました。 筋トレをやめてストレッチポールを使ったエクササイズを行ったり・・・。
その後今の仕事(介護)に付き自分以外の人の身体に向き合うようになり、私の身体への関心は益々高くなっていきました。
仕事関係の研修で “キネステティクス” に出会い、幸運なことに “フェルデンクライスメソッド” のレッスンにも参加する機会を得、”ロルフィング“にも出会うことが出来ました。
“運” とか “巡り合わせ” とか、そういうのはあまり信じない私ですが、本当に“運”が良かったと思うし、自分だけでなく人の身体に関わる仕事を始めてから出会えたことは “巡り合わせ” だと確信しています。
前回10シリーズを終えた時点で確実に効果のあった、
① 冷え性の改善
② 鼻炎の軽減
はその後もずっと継続しています。
その他整ったと感じられた身体的な効果は今回のセッションまでに残っているものもあったし、
軽減(決して無くなりはしませんでした)したものもありました。
前回シリーズを終えたあと、プライベートで色んなことがあり生活自体も今非常にハードなものになっています。
それでも体調崩すことなく乗り切れているのはあの時、絶妙のタイミングで出会ったロルフィングのおかげです。
前置き長くなってしまいましたが、今回10セッション+ムーブメントについて。
前回のシリーズから半年以上、身体も少しずつ不調なところが出てきていました。
腰の硬さや時々感じる右膝裏の痛み、肩や首回りの硬さ・・・。
常時その症状があるわけではないのですが、やはり疲れが溜まっているなと思うとその部分に症状がでてきます。
今回のシリーズを終えて、1か月以上経ちました。12月中旬~1月上旬までかなり忙しい日々でしたが、身体の良い方向への変化がはっきりと感じられます。 長時間のデスクワーク(主にパソコン)での肩・首・腕の軽さ、仕事中の動作、例えば利用者さんを抱きかかえて移乗するときのバランスの良さ、力を使わずに目的を遂げられる自分に「おおっ!」と感心したり(笑)
それでも一日働けば何かしらのストレスが残っていますが、家に帰ってからのメンテナンスでほぼ解消することができています。
睡眠時間から考えると慢性的に寝不足状態ですが、朝はすっきりと目覚めます。
仕事以外で歩くこと(主に犬達の散歩)も多いですが、歩くことで身体の状態をスキャンしています。
本当は鏡見てチェックしたほうが・・・とも思うのですが、自分の姿はあまり見たくないのでひたすらイメトレです。
今日はうまく重心が乗ってるなとか、少しお腹から前に行き過ぎてるなとか。
手足が長くなったような感覚、あと腰の硬さ・膝の痛みも今のところなし。
それとしゃがんだ姿勢からの立ち上がりがすごく軽くなりました。
また、内臓や内分泌系もいい状態かなと。
食が進むしお酒もガバガバいっちゃいます(これはあまり良くないか・・・(-_-メ))
セッション終了直後よりも今、その効果を実感、日々の変化を楽しんでいます。
明日は、、、これからは、、、どんな風に変わっていくのか楽しみです。
ロルフィング、キネステ、フェルデンクライスといくつかのボディワークを経験しましたが、色んなツールがあるけれど一番大事なのは自分自身の “気づき” 、自分の身体に問うこと、そしてそれに気づかせ導いてくれたロルフィングと原田さん、本当に本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願い致します!
ロルフィング、、、受けるべき人はその時が来れば必ず受けるボディーワークだと言われています。
私は、セッションルームを訪れてくださる方とは確かな巡りあわせがあると信じて毎日セッションを行っています。
今回のシリーズでは、しっかりとクライアントさんの”気づきの力”を養っていくことができてよかった! クライアントさんには、これからも続いていく変化のプロセスを満喫していただきたいと思います。